macOS

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    OpenCore Legacy Patcher 0.5.3が公開 ―RSRへの対処やAirPlay to Macなど多数の修正と改善

    2022年12月17日(現地時間)、新しいOpenCore Legacy Patcherのバージョンである「OpenCore Legacy Patcher 0.5.3」が公開されました。 OpenCore Legacy Patcher 0.5.3では2011以前のMacでのオーディオサポートのデグレード(後退)の解決や先日公開されたRapid Security Response の更新によって一部の環境でWindowServer がクラッシュする問題を解決されました。 その他にもVMM 構成でmacOS Ventura のAirPlay to Mac サポートの解決やHaswell世代以前のMacで発生していたセーフ モード上でAppleIntelCPUPowerManagement がカーネル パニックを引き起こす問題の解決などが盛り込まれました。 その他の更新内容は以下のチェンジログをご覧ください。 OpenCore Legacy Patcher 0.5.1の更新内容 なお、2008年から2012年モデルのMac Proや非Metal GPUを搭載したMacについては引き続き開発中とのことで、現時点では該当するMacについてはmacOS Venturaをインストールしないように呼び掛けています。 入手はOpenCore Legacy PatcherプロジェクトのGitHubで行えます。 ▼ OpenCore Legacy Patcherのアップデート方法やOpenCore Legacy Patcherを用いたmacOS のインストール方法は以下の記事をご覧ください。 弊ブログの他、「あのかぼ」では引き続きmacOS VenturaとOpenCore Legacy Patcherの最新情報をお伝えしてます。

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    OpenCore Legacy Patcherのミコラ氏がmacOS 13のRapid Security Responseを評価。ただし注意点も?

    Appleは昨日、macOS Ventura 13.2のベータを利用しているユーザに対して、「macOS Rapid Security Response 13.2 (a)」をリリースしました。 そして本日、古いMacで最新のmacOSを稼働させるプロジェクト、OpenCore Legacy Patcherのプロジェクトリーダーであるミコラ氏のTwitterが更新されました。 更新されたツイートの中でミコラ氏はRapid Security Response (緊急セキュリティ対応)について「(Rapid Security Responseは)第一印象は、いじくり回す人、開発者、OpenCore Legacy Patcherのユーザーを含むすべての人が、できるだけ早く重要なセキュリティを得られるようにする、かなり良い実装だと感じました。」とし、まだ調査する必要はあるとしたもののRapid Security Responseを高く評価しました。 ただし、OpenCore Legacy Patcherを使用してmacOS Venturaをインストールした一部の環境ではエッジケースがあると指摘しています。 「グラフィック スタックが AuxKC (データ ボリューム) にあり、MTL バイナリがルートにある場合、RSR 経由で更新を行うと、これら 2 つの同期が解除され、WindowServer クラッシュの原因となります。」とのこと。 ただし、これはセーフモードでmacOSを起動させ、再度ルートパッチをインストールすることで修復できるとのことなので、全く利用できなくなるといった事態は避けられるようです。 【2022年12月19日追記】 Rapid Security Responseをインストールした一部のMacで原因不明のトラブル、またはRapid Security Responseをインストールできないといった不具合が生じているそうです。 同日に公開されたOpenCore Legacy Patcher 0.5.3ではRapid Security Response関連のトラブルのうちいくつかは解決されているようですが、OpenCore Legacy PatcherのGitHub上で「詳細が明らかになるまでmacOS 13.2 の Rapid Security Respon...

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    OpenCore Legacy Patcher 0.5.2が公開 ―バグの修正とKernel Debug Kitのダウンロード先が変更に

    2022年11月22日(現地時間)、新しいOpenCore Legacy Patcherのバージョンである「OpenCore Legacy Patcher 0.5.2」が公開されました。 今回リリースされたOpenCore Legacy Patcher 0.5.2ではmacOS Ventura固有のトラブルを修正されました。また、Appleの仕様変更によりOpenCore Legacy Patcher上でダウンロードできなくなったカーネル デバッグ キットですが、バックアップ リポジトリからダウンロードするように変更され、再度利用可能になりました。 この他にも休止状態からの回復時のブートピッカーの挙動の変更やUIの改善など、多数の変更と修正が加えられています。 これらの更新によりAMD GCN(Graphics Core Next)の第1世代から第3世代を搭載するMacなどで、ルートパッチがインストールできない問題が解決されるほか、長時間アイドル時に発生していたカーネルパニックが軽減されます。 OpenCore Legacy Patcher 0.5.1の更新内容 なお、2008年から2012年モデルのMac Proや非Metal GPUを搭載したMacへのサポートは引き続き開発中とのことで、現時点では該当するMacについてはmacOS Venturaをインストールしないように呼び掛けています。 入手はOpenCore Legacy PatcherプロジェクトのGitHubで行えます。 ▼ OpenCore Legacy Patcherのアップデート方法やOpenCore Legacy Patcherを用いたmacOS のインストール方法は以下の記事をご覧ください。 弊ブログの他、「あのかぼ」では引き続きmacOS VenturaとOpenCore Legacy Patcherの最新情報をお伝えしてます。 2022.11.23 関連記事へのリンクを追加しました。

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    OCLPを使用してインストールしたMacのうち、OTAでアップグレードしない方がいい機種まとめ

    この記事ではOpenCore Legacy Patcherを使用してmacOSをインストールしたMacのうち、OTAでアップグレードしない方がいいかもしれない機種をまとめました。 ※ 執筆時点(11月21日)では2011年以前のMacにはmacOS Venturaをインストールすることは推奨されておりません。OpenCore Legacy Patcherが2011年以前のモデルに対応するまではmacOS MontereyまでのOSをご利用ください。※ OpenCore Legacy Patcherが対応していない2011年モデル以前についての予測的な内容を含んでいます。 なお、macOS Venturaにアップグレードすることなく、元のOSをアップデートする方法についてはこちらの記事をご覧ください。 概要 2022年10月24日(米国現地時間)にリリースされたmacOS Venturaでは多数の新機能が加わりましたが、それ以外にもOSの挙動や処理に多くの変更が加えられました。 それにより、OpenCore Legacy Patcherを使用してmacOS をインストールした方で特定のハードウェアを搭載したMacや条件によっては、ソフトウェア・アップデート等からのmacOS Venturaへのアップグレードを行うと正常に使用できるようになるまで予期せぬトラブルや煩雑な作業が発生する可能性があります。 この記事ではこのトラブルに該当するMacや、その解決策についてまとめています。 目次 この問題の原因 この問題はグラフィックスタックに大幅な変更を加えたり、USB 1.1のサポートを打ち切るなど、動作における重要な変更を多数加えたためで、アップグレード後にWi-FiやBluetoothが利用できなくなる可能性があるほか、MacBookシリーズなどではキーボードやトラックパッドが利用できなくなる恐れがあります。 ただし、これらの問題は必ずしもmacOS Venturaからという訳でなく、一部の問題はmacOS Mentereyでも発現します。 関連 > 今、Mac Pro 2012以前のMacにmacOS Venturaをインストールすべきでない理由と今後 このトラブルは、OpenCore Legacy Patcherの開発チームが公開している適切なルートパッチをイ...

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    今、Mac Pro 2012以前のMacにmacOS Venturaをインストールすべきでない理由と今後

    先日、OpenCore Legacy Patcherが更新され、Mac Pro (Late 2013)にmacOS Venturaをインストールできるようになったという記事を公開しましたが、依然としてOpneCore Legacy Patcherは2012以前のMac Proを含む、2011年以前のMacをサポートしていません。 では、現時点でmacOS Venturaをインストールしたらどのような不具合に陥るのでしょうか?この記事ではそんな疑問にお応えします。 Mac Pro (Mid 2012)以前のMacはMetal GPUに換装していても注意 macOS Montereyまでは些細な問題はありつつも、Metalに対応したグラフィックボードに換装することでmacOSを動かすことが可能でした。 しかし、macOS 13 Venturaでは、グラフィックスタックに大幅な変更を加えたり、USB 1.1のサポートを打ち切るなど、動作における重要な変更を多数加えたためOpenCore Legacy Patcherチームによると「Big Sur 以来の最大の課題」としています。 今、Mac Pro (Mid 2012)以前のMac ProでmacOS Venturaをお勧めしない理由 詳しい解説は次の章からしていくとして、OpenCore Legacy PatcherでサポートされていないMacにmacOS Venturaをインストールすると起こる不利益を紹介します。 以上の理由で、OpenCore Legacy PatcherでサポートされないMacへのmacOS Venturaインストールはお勧めできません。 特に、Metalに対応しているVegaやNaviが現時点では利用できないこと、そして、Wi-Fiの利用が出来ないという点は大きいと思います。 逆に見込みがあるかもしれないのは、AMD Polaris(ポラリス)へ換装したMacのうち、BCM943602やBCM943224などのワイヤレスモジュールが取り付けられたMac Pro 2009以降であれば「もしかしたら」見込みがあるかもしれません。 Wi-FiやBluetoothなどが利用できない macOS Montereyで使用できなくなったBCM94328やBCM94322などのワイヤレスモジュールはmacOS...