Apple、macOS 13に対し初の「macOS Rapid Security Response」をリリース

Apple、macOS 13に対し初の「macOS Rapid Security Response」をリリース

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Appleは12月16日(現地時間)、macOS Ventura 13.2を使用しているユーザに対し、「macOS Rapid Security Response 13.2 (a)」(macOS 緊急セキュリティ対応 13.2 (a))をリリースしました。

「Rapid Security Response」(緊急セキュリティ対応)はiOS 16とiPad OS 16及びmacOS 13等に搭載された重要なセキュリティアップデートを迅速に適用できるといった新機能で、従来のようなフルアップデートを必要とせず最小の更新で適用できるのが特徴です。

iOSではiOS 16.2のベータを使用しているユーザに対し「iOS Security Response 16.2 (b) 」をリリースしていましたが、macOSでは今回が初のリリースになりました。

Appleのリリースノートによると重要なセキュリティ問題を修正したとのことですが、MacRumorsによると以前公開されたiOS向けの「Rapid Security Response」はテスト用のリリースだったと指摘し、今回の「macOS Rapid Security Response 13.2 (a)」についてもテスト用のリリースでないかという見解を示しています。(MacRumors)

情報セキュリティの重要度が高まるなか、重要なセキュリティ問題に対処できる新しいアップデート方法が提供されるのはユーザにとっては安心感につながると期待されます。