macOS 13.1が正式リリース、フリーボードアプリの追加や「探す」の強化など

ありがとうございます!
米Appleは2022年12月13日(現地時間)、macOS Venturaの新しいバージョンである「macOS Ventura 13.1」をリリースしました。
今回公開されたmacOS Ventura 13.1ではmacOS Venturaに追加予定とされていた「ブレーンストーミングやアイデアの実現に最適な新しい“フリーボード”アプリケーション」が追加されたほか、「メッセージ」や「メモ」、「探す」の各機能に改善があります。
また、複数のバグやセキュリティ関連のアップデートも含まれています。

macOS Ventura 13.1のリリースノート
macOS Ventura 13.1のリリースノートは次の通りです。
macOS Ventura 13.1では、ブレーンストーミングやアイデアの実現に最適な新しい“フリーボード”アプリケーションが導入されます。このリリースには、Mac用のその他の新機能およびバグ修正も含まれます。
フリーボード
- Mac、iPad、iPhoneで友達や同僚とクリエイティブに作業するための新しい“フリーボード”アプリケーション
- 自由自在なキャンバスに、ファイル、画像、付せんなどを追加可能
このアップデートには、以下の機能改善とバグ修正も含まれます:
- “メッセージ”の検索の改善により、犬、車、人物、テキストなどの写真の内容に基づいて写真を検索可能
- “メモ”の参加者カーソルにより、ほかの人が共有メモをアップデートしている箇所をライブインジケータで表示可能
- “探す”アプリケーションでサウンドを再生することにより、近くにあるAirTag、AirPods Pro(第2世代)のケース、および“探す”ネットワークに対応したアクセサリの場所を特定可能
- アップデート後に一部のメモがiCloudと同期できなくなる問題を修正
- 一部のアプリケーションやゲームでキーボードとマウスの入力が失われることがある問題を修正
一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できません。
このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは以下のWebサイトをご覧ください。: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
注: 執筆時点では次の日本語ページにはmacOS Ventura 13.1のセキュリティコンテンツに関する記載は見当たりませんでした。すぐに確認されたい場合には英語版 (https://support.apple.com/en-us/HT201222)をご覧ください。
macOS Ventura 13.1は本日より「ソフトウェアアップデート」からインストールすることが可能です。
前後の記事
関連記事
-
OCLP1.5.0以降では更新方法が変更される 旧来の.appは非推奨に。
-
OCLP 0.5.4のアーリービルド配信開始!非Metal GPU搭載の古いMacでもmacOS Venturaがインストール可能に?
-
OpenCore Legacy Patcher 1.2.0が公開 ―macOS 14.1へのアップデート時の起動問題の解決とT1チップのサポート強化など
-
macOS Big Surのサポートが事実上終了に
-
OCLPを使用してインストールしたMacのうち、OTAでアップグレードしない方がいい機種まとめ
-
OpenCore Legacy Patcher 1.0.1が公開 ―非Metal Macで発生していたバグとWi-Fi関連のバグなど、多数の不具合を修正
-
Apple、「macOS Security Response 13.3.1 (a)」をリリース
-
Apple、「macOS Sonoma」をリリース、新しいプレゼンターオーバーレイや美しいスクリーンセーバなど追加
コメントを残す