macOS Venturaに対応した「OpenCore Legacy Patcher 0.5.0」が登場

macOS Venturaに対応した「OpenCore Legacy Patcher 0.5.0」が登場

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最新のmacOSが出来なくなった古いMacに最新のmacOS をインストールできるようにするプロジェクト「OpenCore Lagecy Patcher」が10月26日未明に更新され、macOS Venturaに対応しました。

今回公開されたOpenCore Lagacy Patcherは「OpenCore Lagacy Patcher 0.5.0」で昨夜公開された新しいmacOS 13 Venturaのインストールを支援します。

ただし執筆時点(2022年10月26日)ではmacOS Venturaが動作するのは以下のリストにあるMac Pro 2013を除くMetalに対応できる2012年以降のモデルです。

  • MacBook8,1 ~ MacBook9,1
    MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015) ~ MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016)
  • MacBookAir5,x ~ MacBookAir7,x
    MacBook Air (Mid 2012) ~ MacBook Air (Early 2015)
  • MacBookPro9,x ~ 13,x
    MacBook Pro (Mid 2012) ~ MacBook Pro (2016)
  • Macmini6,x ~ Macmini7,1
    Mac mini (Late 2012) ~ Mac mini (Late 2014)
  • iMac13,x ~ iMac17,1
    iMac (Late 2012) ~ iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)
GitHubより

Mac Pro (Late 2013)では現在、GPUメモリマッピングなどに問題が発生しておりmacOS Venturaを起動させることが出来ません。また、MetalをサポートしていないMacのサポートにも現在取り組んでいるとのことです。
そのためOpenCore Legacy Patcherを開発するMykola Grymalyuk氏はGitHubで、

Mac Pro 2013や非Metal Graphics Card マシンなどの他のマシンは、現在も活発に開発されています。これらの問題に取り組んでおりますので、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。お使いのモデルをサポートするようにパッチャーが更新されるまで、macOS Monterey を使用してください。

としています。

なお、OpenCore Legacy Patcherの使用方法についてはこちらをご覧ください。

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「あのかぼ」ではmacOS VenturaOpenCore Legacy Patcherの最新情報を引き続き発信していきます。

2022.10.31 OpenCore Legacy PatcherでmacOS Venturaをインストールする方法についてリンクを差し替えました。