米Apple、M2 およびM2 Proを搭載した新しい「Mac mini」を発表
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米Appleは2023年1月17日(現地時間)、M2/M2 ProのSoCを搭載したMacを発表しました。
Mac miniは2020年11月にApple M1を搭載したモデルとして発売が開始されていましたが、これまでモデルチェンジはありませんでした。
M2 Proは今回新しく登場したApple Siliconで、前のモデルではM1 Proなどの上位モデルのSoC構成がなかったため、Appleは「初めてMac mini にプロレベルのパフォーマンスをもたらします」としています。
M2 を搭載した Mac mini は、4 つの高性能コアと 4 つの高効率コアを備えた 8 コア CPUと、10 コア GPUを備えているとしており、最大 24 GB のユニファイド メモリと 100 GB/秒の帯域幅により、Adobe Photoshop での画像編集などの作業は、前世代よりも最大 50% 速くなると説明しています。
パフォーマンスに関して、同社は
Intel Core i7 を搭載した Mac mini と比較すると、 M2 を搭載したMac mini には次の機能があります。
- Pixelmator Pro では、最大 22 倍高速な機械学習 (ML) 画像アップスケーリング パフォーマンス。
- Final Cut Pro での複雑なタイムライン レンダリングが 9.8 倍高速化。
と性能をアピール。
さらに、M1 を搭載したMac miniと比較した場合でも、
M1 を搭載した前世代の Mac mini と比較すると、M2 を搭載した Mac mini は次の機能を備えています。
- Final Cut Pro で最大 2.4 倍高速な ProRes トランスコード。
- Adobe Photoshop でのフィルターと関数のパフォーマンスが最大 50% 高速化されました。
- バイオハザード ヴィレッジでのゲームプレイが最大 35% 高速化。
と優勢をアピールしています。
M2 Proを搭載したMac miniの場合8 つの高性能コアと 4 つの高効率コアを備えた最大 12 コア CPU と、最大 19 コア GPU が利用できるとし、200GB/秒のメモリ帯域幅 (M2の2倍) を備え、最大32GBのメモリを選択できるとのことです。
次世代の Neural Engine は M1 よりも 40% 高速で、ビデオ分析や画像処理などの ML タスクを高速化させると説明しています。
さらに、
Intel Core i7 および Radeon Pro 5500 XT を搭載した 27 インチ iMac と比較すると、 M2 Pro を搭載したMac mini には次の機能があります。
- Adobe Photoshop でのフィルターと関数のパフォーマンスが最大 50% 高速化されました。
- Adobe Lightroom Classic でのパノラマ結合が最大 5.5 倍高速化。
- Final Cut Pro でのオブジェクト トラッキングが最大 4.4 倍高速化。
と性能をアピールしており、M1 を搭載したMac miniと比較した場合でも、
前世代の M1 Mac mini と比較すると、 M2 Pro を搭載した Mac mini には次の機能があります。
- Affinity Photo で最大 2.5 倍高速なグラフィックス パフォーマンス。
- Final Cut Pro で最大 4.2 倍高速な ProRes トランスコード。
- バイオハザード ヴィレッジでのゲームプレイが最大 2.8 倍高速化。
と高性能化を主張しています。
同社は価格について、M2 搭載の Mac mini は599ドル(US) から、M2 Pro を搭載した Mac mini は1,299ドル(US) からとしています。
日本円ではM2の場合84,800円(税込)から、10コアCPUのM2 Proの場合には184,800円(税込)になっており、本日から予約が可能です。
【elago】 Mac mini M1 2020 / Mac mini 2018 対応 ケース 耐衝撃 傷防止 シンプル シリコン カバー 保護 …
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