OpenCore Legacy Patcher 2.1.1が公開 ―設定保存機能の不具合を修正
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2024年11月6日、Dortaniaプロジェクトは「OpenCore Legacy Patcher(以下、OCLP)2.1.1」をリリースしました。本バージョンは、先に公開されたOCLP 2.1.0における設定保存機能の不具合を修正する、安定性向上を目的としたバグフィックスリリースとなっています。

OpenCore Legacy Patcher 2.1.1の主な変更点
OCLP 2.1.1では、以下の修正が実施されました。
1. GUI設定の保存処理における不具合の修正
2.1.0で導入された設定の保存機能に関し、一部の真偽値(Boolean)がPythonのNoneとして保存されてしまう不具合が確認されていました。本リリースではこれが修正され、設定が正しく保存・反映されるようになっています。
OCLP 2.1.0で追加された機能と修正点
GUI設定の保存機能の実装
OCLPのGUI上で行った設定は、従来はアプリを再起動するたびに初期化されていましたが、OCLP 2.1.0よりアプリの再起動やアップデート後も設定が保持される機能が実装されました。
- この機能は、「オンモデル(on-model)」ビルドに対してのみ有効です。
- 異なるMacモデルに切り替えた場合には、モデル固有の設定が初期化されます。
▶ 設定のリセット方法
現時点では、GUIから設定をリセットする機能は実装されていません。設定をリセットしたい場合は、一度OCLPの設定からモデルの設定を変更するか、以下の手順に従ってください。
sudo rm /Users/Shared/.com.dortania.opencore-legacy-patcher.plist
その後、OCLPアプリケーションを再起動することで、保存された設定がリセットされます。
macOS Sequoiaのサポートは開発中
OpenCore Legacy Patcherは、macOS Sequoia(macOS 15)を試したい「古いMac」ユーザにとって重要なツールですが、現時点では対応が完全ではありません。本バージョンも引き続き、以下のような制限が残っています。
- 非Metal GPU環境ではPhotosアプリが正常動作しない
- 一部の壁紙やLive Textなど、最新macOS機能に制限あり
- MacBookAir8,xシリーズは未対応
参考> 【当面は待つべき?】macOS Sequoiaの早期サポートを開始したOCLPがリリース 注意が必要なMacは
これらの制限事項を考慮し、安定した運用を希望されるユーザーには、macOS Sonoma以前の利用が推奨されます。
OpenCore Legacy Patcher 2.1.1は、macOS Sequoia対応への橋渡しとなる重要なアップデートでありながら、特にGUI設定保存の信頼性と安定性の確保に重点を置いたリリースとなっています。
| バージョン | 主な変更点 |
|---|---|
| 2.1.1 | GUI設定保存バグの修正(None → Boolean) |
| 2.1.0 | GUI設定保存機能の追加、FeatureUnlock無効化、macOS 15.1関連の修正 |
資料> OpenCore Legacy Patcherダウンロード先
資料> macOS Sequoia and OpenCore Legacy Patcher Support #1136 (英語)
関連> 【詳解】macOS Sonomaのサポート対象外のMacにOpenCore Legacy Patcherを使用してインストールする方法 シリーズ(全3記事)
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