Adobe CS6など10年以上前のソフトウェアのライセンス認証が不能になる可能性

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米Adobeは10年以上前にリリースされた製品のログインサポートが2023年1月31日に打ち切られると発表しました。(窓の杜)
これは同社のサポートコミュニティサイト(Adobe Support Community)上で公開されたもので、アナウンス当初は2022年10月1日にログインサポート終了としていました。
対象となる製品は2012年にリリースされた「Adobe Creative Suite 6」と「Creative Cloud サブスクリプションソフトウェアの初期バージョンのアプリケーション」としており、2022 年 7 月以降、一部管理者に対してメールでも通知していたとのことです。
ログインサポートの終了に際して、利用者への影響についてAdobe以下のように説明しています。
Creative Suite 6(CS6) や Creative Cloud サブスクリプションソフトウェアの初期バージョンのアプリケーション」をサブスクリプションでご利用中のユーザーはログインができません。
Adobe Support Community より
そのため、アプリケーションをご利用いただけなくなります。
「Creative Suite 6(CS6) や Creative Cloud サブスクリプションソフトウェアの初期バージョンのアプリケーション」をシリアル番号ライセンスでご利用中の端末は継続してご利用いただけますが、再インストールや再ライセンス認証ができなくなります。
つまり、Creative Cloud サブスクリプションソフトウェアに関しては利用ができなくなり、Creative Suite 6に関してはライセンス認証されたソフトウェアに関しては利用を継続できるものの、再インストールや再ライセンス認証ができなくなるようです。
既にAdobe Creative Suite 6に関してはゴールドサポートも、2014年6月に終了しており、セキュリティのアップデートの提供が行われていません。
Adobe はセキュリティの観点からも、最新バージョンへアップデートいただくことを強く推奨するとしています。
Adobe CS6の使用を継続したいユーザに関しては2023年1月31日までに利用するPCでライセンス認証をしておくとよいでしょう。