Apple、macOS Sonoma 14.2.1を正式リリース – WindowServerのバグを修正
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米Appleは2023年12月19日 (現地時間)、macOS Sonomaに対する最新アップデート、「macOS Sonoma 14.2.1」(23C71)をリリースしました。このアップデートは、WindowServerに関する重要なセキュリティ修正を含んでいます。

以前のバージョンでは、スクリーン共有時に意図しないコンテンツが表示される可能性がありましたが、セッション追跡の改善によりこの問題が解決されました。この脆弱性(CVE-2023-42940)はCraig Hockenberryによって発見されました。
macOS Sonoma 14.2.1のリリースノート
macOS Sonoma 14.2.1のリリースノートは次の通りです。
macOS Sonoma 14.2.1
このアップデートでは、バグが修正され、セキュリティアップデートも含まれています。すべてのユーザにこのアップデートを推奨します。
国や地域、または Apple デバイスによっては、一部の機能を利用できない場合があります。
注: 執筆時点では次の日本語ページにはmacOS Sonoma 14.2.1 のセキュリティコンテンツに関する記載は見当たりませんでした。すぐに確認されたい場合には英語版 (https://support.apple.com/en-us/HT201222)をご覧ください。
対応機種であれば本日より「ソフトウェア・アップデート」または「App Store」からアップグレードすることが可能です。
OpenCore Legacy Patcher ユーザは
OpenCore Legacy Patcherを利用してmacOS Sonomaをインストールしている方は、このアップデートを適用する前に、macOS Sonoma 14.2対応したOCLP 1.3.0以降にアップデートしてください。
特に3802ベースのMetal GPUを搭載したMacでは必ずOCLP 1.3.0以上のバージョンにアップグレードしてから作業を行ってください。
3802ベースのMetal GPU
- Intel iGPU
- Ivy Bridge
- Haswell
- Nvidia dGPU
- Nvidia Kepler
3802ベースのMetal GPUを搭載しているMac
- MacBook Air
- MacBookAir5,x (Mid 2012)
- MacBookAir6,x (Mid 2013, Early 2014)
- MacBook Pro
- MacBookPro9,x (Mid 2012)
- MacBookPro10,x (Mid 2012, Late 2012, Early 2013)
- MacBookPro11,x (Late 2013, Mid 2014)
- Mac mini
- Macmini6,x (Late 2012)
- Macmini7,1 (Late 2014)
- iMac
- iMac13,x (Late 2012)
- iMac14,x (Late 2013, Mid 2014)
上記以外のMacでも3802ベースのMetal GPUが搭載されている場合にはmacOS 14.2以降へアップデートする場合にはOpenCore Legacy Patcher 1.3.0以降へアップデートする必要があります。
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