M4チップを搭載する新しいiPad Pro、より強力なカメラ、接続性、周辺機器で登場
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米Appleは5月7日、iPad Airと共にM4チップを搭載した新しいiPad Proを発表しました。高性能なカメラ、強化された接続性、最新のApple Pencil ProやMagic Keyboardといった周辺機器を通じて、ユーザーの創造力と生産性を新たなレベルに引き上げます。
新しくなったカメラ
新しいiPad Proのカメラシステムは、ユーザーに豊かな汎用性を提供。背面の12MPカメラは、スマートHDR機能で鮮やかな写真やビデオをより正確な色と質感で捉え、アダプティブTrue Toneフラッシュにより、明るさの足りない状況でも精細にスキャンできます。AIを利用した書類識別機能は、影の入り込むシーンでもアダプティブフラッシュを用いて書類を自動スキャンし、クリアなドキュメントを生成します。
さらに、超広角12MPのTrueDepthフロントカメラは、センターフレーム機能により、Magic KeyboardやSmart Folioを利用した横向きのビデオ会議を最適化します。
強力な接続性
新しいiPad Proには、Thunderbolt 3とUSB 4に対応したUSB-Cコネクタが搭載され、最大40Gb/sの高速接続を実現します。これにより、Pro Display XDRのような外部ディスプレイや高速な外部ストレージへの接続がシームレスに行えます。また、Wi-Fi 6Eと5G対応により、外出先でもプロフェッショナルなワークフローを維持可能。AppleはeSIM機能の導入で、複数のデータプランを保存でき、世界中で瞬時に無線データプランに接続できると説明しています。
周辺機器の強化
Apple Pencil Pro
新しいセンサーは、指で押すスクイーズ操作によりツールパレットを表示、線の太さや色を瞬時に切り替え可能です。触覚フィードバックやホバー機能の導入に加え、iPad Proに磁気でペアリング・充電ができます。「探す」機能で見失う心配もありません。
Magic Keyboard
薄く軽いデザインで、ファンクションキーと大きなトラックパッドを備え、アルミ製のヒンジでiPad Proに瞬時に接続可能です。スペースブラックとシルバーの2色から選べます。
Smart Folio
マグネットで取り付けられ、柔軟な表示角度に対応。ブラック、ホワイト、デニムの3色がラインアップされています。
環境への配慮
新しいiPad Proは、100%再生アルミニウム、再生希土類元素、再生金や再生スズを使用した設計。エネルギー効率の基準を満たし、Appleは2030年までにすべての製品と製造サプライチェーンでカーボンニュートラルを目指しています。
価格と販売開始
新しい11インチと13インチのiPad Proは、シルバーとスペースブラックの2色で、256GBから2TBまでの構成。Wi-Fiモデルは168,800円(税込)から、Wi-Fi + Cellularモデルは204,800円(税込)からです。学生・教職員向けには割引価格が提供され、注文受付は5月7日から開始。5月15日より販売がスタートします。
周辺機器として、Apple Pencil Pro、Magic Keyboard、Smart Folioもそれぞれの価格で提供されます。既存のデバイスの下取りにより新しいiPadの購入価格が割引されるため、Appleのトレードインプログラムも活用できます。
同日にはこのiPad Proに搭載されるM4チップの他、新しいiPad Airの発表も行っています。
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